顔の印象を大きく左右する眉毛ですが、眉毛の角度によっても与える印象が変わってきます。経営者などのビジネスエリートの方が好印象を与えられる眉毛に整えたいなら、自分に合った眉毛の角度を決めて整えるのがおすすめです。
そこで今回は眉毛の角度による印象の違いや自分に似合う眉毛の角度の見つけ方などを解説します。眉毛の角度を整えるときのコツも紹介しますので「自分にベストな眉毛に整えたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
眉毛の角度による印象の違い
眉毛の印象を変えるのは太さや形、濃さだけではありません。眉毛の角度も印象に大きく影響します。自分に似合う眉毛の角度を見つける前に、角度によってどんな印象の差があるのかを知っておきましょう。
上がり眉
上がり眉とは眉頭と眉山の角度がしっかりついた眉のことです。眉尻が眉山より下がる形と眉頭・眉山・眉尻が一直線になる形があります。
しっかり角度がついた上がり眉は、シャープでキリッとした印象になり、意志の強さを感じさせるのが特徴です。また、顔全体もシャープですっきりとして見えます。
ただ、角度をつけすぎると怒っているような印象やチャラチャラしている印象になりやすいです。とくに上がり眉で細眉の人は怖そうに見られてしまいます。
上がり眉のキリッとした印象をキープしながらも優しい印象をプラスしたいビジネスパーソンは、太眉にするのがおすすめです。
平行眉
平行眉とは眉頭と眉山の角度がなく、文字どおり平行になっている眉毛です。角度がつかないことでナチュラルな印象を与えますし、穏やかで柔和な印象を与えてくれます。
極端に眉毛をいじっている印象が持たれにくいので、女性からの印象も良いです。また、信頼感を感じさせるため、ビジネスシーンでも好評を得られるでしょう。
好印象を与えやすい平行眉ですが、角度がない分顔の横幅を強調してしまうというデメリットがあります。丸顔や四角顔がコンプレックスの方は注意しましょう。
ただ、面長なことがコンプレックスな方なら、輪郭を広く見せることで顔を短く見せるというメリットもあります。
下降眉
下降眉は眉頭が一番高く、眉尻に向かってハの字を描いている眉のことです。タレ眉毛とも呼ばれます。
優しい印象を与え得ますが、眉頭と眉尻に角度がつきすぎていると頼りない印象や寂しげな印象になってしまいます。下降眉の人は困り顔に見られてしまう場合も多いです。
眉毛を整えて男らしさをプラスしたいという方には向いていません。眉尻を少しお手入れするだけで平行眉にすることは可能です。
自分に似合う眉毛の角度の見つけ方
眉毛が与える印象がわかったところで、自分に合う眉毛の角度の見つけ方を知っておきましょう。これから紹介する方法を参考にしながら、ビジネスシーンに適した眉毛の角度を見つけてみてください。
目の傾斜に合わせる
自分にベストの眉毛の角度を見つけるためには、目の傾斜に合わせるのがベストです。目の傾斜に合わせて平行眉にするか、+5°程度の角度をつけて上がり眉にすれば、顔全体のバランスが取れます。角度をつけるかつけないかは、なりたい印象に合わせて決めましょう。
元々の眉毛の角度が上がり眉で、眉毛の角度を下げて柔らかい印象を作りたいという男性も少なくありませんが、目の傾斜に合っていないとアンバランスになりがちです。また、吊り目がちの方が下降眉にしてしまうと、吊り目がより強調されてしまいます。
アイブロウとコンシーラーでシミュレーションしてみる
今の眉毛の角度をいきなり変えるとなると「本当に似合うのだろうか?」「ビジネス向けの形になるだろうか?」と不安になってしまう方もいるはずです。
一度変えてしまうとすぐには元に戻せませんから、アイブロウとコンシーラーを使って、角度をシミュレーションしてみても良いでしょう。
コンシーラーを使って元の眉毛をぼかしたうえで、アイブロウを使って今とは違う角度の眉毛を描いてみてください。コンシーラーで完全に隠すことはできませんが、角度を変えたときのイメージが湧きやすくなるはずです。
眉毛の角度を整えるときのコツ
眉毛の角度を整えるときは「失敗した!」とならないよう、コツを押さえて行うことが重要です。眉毛の角度を整えるときのコツを紹介しますので、これから整える男性はしっかりチェックしておきましょう。
眉丘筋の上は剃らない
眉毛の角度を変えるとき、眉丘筋(びきゅうきん)の上にある眉山の毛を剃ってしまう人もいます。眉丘筋がどこにあるかは、眉毛を上下させるとわかるので、鏡を見ながら試してみましょう。
確かに眉山を剃ることで簡単に角度は変えられるのですが、眉山を剃ると眉丘筋が目立ちやすく、眉毛に違和感を覚えることも少なくありません。また膨らみが目立つと、老けて見えることもあります。
どうしても眉山を剃りたい場合は、眉毛を動かして眉丘筋にかからない部分を剃るようにしましょう。
ただ、眉毛を整えるときは、基本的に眉上は剃らないのが鉄則です。眉上を剃ってしまうと、毛が伸びてきたときにムダ毛が目立ってしまい、お手入れが大変になります。
目立つ毛はカットするか毛抜きで抜いて、爽やかなビジネスエリートの印象を演出しましょう。
元の眉毛の角度から大きく変えない
元の眉毛の角度がベストな角度というわけではありませんが、元の角度から大きく変えて眉毛の形を作ってしまうとアンバランスな角度になってしまいやすいです。眉毛にもトレンドがありますし、スタイリッシュな眉毛の形を参考にしたくなるかもしれませんが、いきなり大きく角度を変えると「失敗した」と感じてしまいかねません。
眉毛は一度角度を変えると生えてくるまでなかなか調整できないので、大きく変えたい場合は少しずつ調整することをおすすめします。
アイブロウで描いてぼかす
元々の眉毛の角度と理想の眉毛の角度が違う場合、眉頭や眉尻の毛が足りず、思うような形を作れない場合があります。その場合は、アイブロウを使って足りない部分を補いましょう。
アイブロウに抵抗がある方もいるかもしれませんが、1本ずつ毛を描き足してブラシや指で軽くぼかすと自然に見えます。毛を描くときは、ペンを持つ手にあまり力を入れないようにしてうっすらと描きましょう。
一気に剃ったり切ったりしない
角度を整えるときだけに限らず、眉毛を整えるときは一気に剃ったり切ったりしないようにしましょう。
眉毛は小さなパーツですが、ちょっと変わるだけでも印象が大きく変わりやすいです。一気に剃ったり切ったりしてしまうと、思っている以上に眉毛の角度や形が変わってしまうことがあります。
一度剃ったり切ったりすると、元どおりに生えそろうまでの間はビジネスシーンでも不便を感じるかもしれません。少しずつ手を加えては鏡から離れて顔全体を見ることを繰り返して、バランスが取れているかを確認しながら整えるようにしてください。
まずは自分に似合う眉毛の角度を見つけよう
眉毛の形や太さだけでなく、角度によっても人に与える印象は大きく変わります。形を整えているのに「なんだかしっくりこない」という方は、今回紹介した内容を参考にして自分の輪郭やパーツ、なりたい印象に合った眉毛の角度を見つけてみましょう。
「ビジネス向けの眉毛の角度を見つけるのが難しい」「どれが似合うのかわからない」という方は、眉毛サロンに依頼するのもひとつの方法です。
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眉毛の印象はフェイシャルケアでよりよくなる
自分に似合う眉毛を、より印象的にするためにもフェイシャルケアを行ないましょう。例えば、顔がたるんで見えてしまうようでは、眉毛が自分に似合っていても、ビジネスの相手に好印象を与えられないかもしれません。フェイシャルサロンであれば、リフトアップ効果や肌荒れの対策も可能です。
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